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サイト作成後にアクセスが増えない場合に確認する項目6選

サイト作成後にアクセスが増えない場合に確認する項目6選 コラム

努力とお金をかけて初めて自分のサイトを完成させても

「全然アクセスが増えない!どうしたらいいの?」

とお悩みの方向けに、よくある原因とアクセスを増やすために最低限できるSEO対策をピックアップしてみました。

よくあるアクセスが増えない原因

サイトを立ち上げたばかり

平均的にサイトを立ち上げてからアクセスが集まりだすのは1~3ヶ月後といわれています。

サイトを立ち上げて1ヶ月も経っていない状況では、適切な結果がでないのは当たり前といえます。

その期間はサイトの充実を図りつつ、しばらく待ちましょう。

そもそも検索エンジンにインデックス(認識)されていない

検索エンジンにインデックス(認識)されなければ、いかに良いサイトを作成してもアクセスが増えないのは当然です。

SEO対策を行う前にまずは各ページが検索エンジンにインデックスされているかどうかを調べましょう。

Googleの検索エンジンは、「Google Search Console」に登録することで各ページがインデックスされているか知ることができます。

インデックスされていない場合は、各ページにnofollow属性が設定されていないかどうかをまずチェックしましょう。

WordPressの場合は「設定」⇒「表示設定」の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックがはいっていないことも合わせて確認します。

サイトがSSL対応していない

SSL対応とは、簡単にいうとURLを「http://」から「https://」に変更することです。

サイトへのアクセスを常に「https://」に誘導することを『常時SSL化』といいます。

本来、『常時SSL化』はクレジットカードの決済ページなどの個人情報を入力するページでしか導入されていませんでした。

しかし、最近ではあらゆるWEBサイトで『常時SSL化』が進められています。

それはなぜか。

Google公式ブログが2014年にWEBサイトが『常時SSL化』されているかどうかを、検索順位を決定する要素の1つとすると発表したためです。

セキュリティは Google の最優先事項です。Google は、デフォルトで強力な HTTPS 暗号化を導入するなど、業界でも最先端のセキュリティを Google サービスに導入することに力を注いでいます。

Google では過去数か月にわたり、Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。

引用:Google ウェブマスター向け公式ブログ

最近のブラウザで『常時SSL化』されていないサイトにアクセスした場合に

「このサイトへの接続は保護されていません」

と警告がでるようになったのも要因の一つにあげられます。

以上を踏まえて、SSL対応有無はサイトへのアクセスが増えない要因になっていることは疑いようのない事実になっています。

SSL対応は、最近はどこのレンタルサーバーでも無料SSL証明書を発行していますのでそちらを利用しましょう。

サイトを更新せずに放置している

情報にも鮮度があります。

古くても普遍的な情報なら特に問題はありませんが、新しい情報で誤った情報を公開している場合は、どんどんアクセスが減少することになります。

一度公開した情報も継続的に見直して、誤りがないかをチェックする必要があります。

検索エンジンの傾向を見ても、タイトルに「2022年度最新版」等のタイトルが多く並んでいることからGoogleも情報の鮮度を重視しているといえます。

そのため、SEO対策で継続的に記事をリライトすることを心掛けましょう。

スマートフォン対応していない

最新データでのインターネット閲覧に対する割合は、スマートフォン・タブレットが65%、PCが35%となっています。

スマートフォン・タブレット端末の普及に伴い、インターネット閲覧のPC割合は相対的に減少しています。

スマートフォン対応していないサイトは、アクセスの65%をサイトを閲覧する前から失っていると同義ということになります。

まずは無料のSEOサービスで確認してみる

現状のサイトがどうなっているかを知るために無料で出来るSEOサービスを利用しましょう。

特にGoogleが提供している無料ツールはほぼ必須なのでまだ登録していないのであれば、登録することをおすすめします。

Google アナリティクス

Google アナリティクスは、ある程度経験を積んだWEBマスターがほぼ全員使用しているといっていいほどの必須ツールです。

「訪問ユーザー数」「トラフィック数」「ユーザーの流れ」等アクセスにおけるほぼすべての情報を収集して表示することができます。

Google Search Console

Google Search Consoleは、「検索キーワード」「インデックスステータス」等の検索エンジンに特化したツールです。

SEOチェキ!

SEOチェキ!は、「サイトタグ情報」「インデックス数」「検索順位チェック」「キーワード出現頻度チェック」等が瞬時に分かる便利ツールです。

アクセスを増やすために最低限すべきこと6選

GoogleSEO スターターガイドを理解する

SEO対策といえばGoogle検索エンジン対策といっても過言ではありません。

国内の検索エンジンシェアはGoogle(80%)、Yahoo!(10%)、Bing(8%)、その他(2%)程度といわれています。

Yahoo!も内部的にはGoogleの検索エンジンを使用しているので、実に9割の人がGoogle検索エンジンを使用していることになります。

そのためまずはGoogleが公開しているSEOスターターガイドを読むことをおすすめします。

Google検索セントラル – 初心者向けスタートガイド

ページ表示速度の見直し

ページの表示速度が遅いということはそれだけで損をしています。

実際に、あなたも「アクセスしたサイトのページ表示が遅いからやめた」というようなことを経験したことがありませんか?

ページの表示スピードは検索エンジンに対するSEO対策にはなりませんが、アクセスがあった場合の直帰率低下に役に立ちますので改善したいポイントといえます。

PageSpeed Insights

Googleが提供するPageSpeed Insightsは、無料でウェブページのURLを入力するだけでそのページの速度パフォーマンススコアを表示、遅延の原因分析等を行ってくれるツールです。

PageSpeed Insights

1ページあたりの文字数が少なすぎないかチェック

よく言われている1ページあたり必要な文字数は2000以上(日本語で4000文字相当)といわれています。それは正解でもあり、不正解でもあります。

なぜなら「検索エンジンは単純な文字数だけでは評価せず、ユーザーにとって有益で関連性の高いコンテンツを含むページを評価する」からです。

極端な話、100文字程度の文章であってもユーザーが求めている情報であれば、文字数に関係なく検索上位に表示されるのです。

それならばなぜ一定の文字数を記載することが正解かというと

「文字数を増やすことでキーワードに関連性のある単語を含む可能性と情報の網羅性が上がる」からです。

しかしながら、ただ文章を長くするだけでは意味がありません。

基本的には文字数にとらわれることなく、ユーザーファーストで質の高いコンテンツこそが評価されるということを忘れずにおきましょう。

キーワードに関連性のある単語

経験上、タイトル・本文中に共起語やサジェストキーワードがたくさん含まれているほど、その記事の検索順位が上がりやすいという傾向があります。

共起語:コンテンツの中で、キーワードとして選定した単語とよく一緒に使用されている単語を「共起語」といいます。

サジェストキーワード:検索エンジンにキーワードを入力したとき、そのキーワードと関連性の高いキーワードが自動的に「予測変換」で表示されることがあります。この機能を「サジェスト機能」といい、表示されるキーワードを「サジェストキーワード」といいます。

例として「アフィリエイト」というキーワードに対する「共起語」「サジェストワード」をあげます。

  • 共起語
    「サイト」「ASP」「記事」「ブログ」「解説」「商品」「広告」「登録」「無料」「サーバー」「サービス」「おすすめ」「WordPress」「報酬」「方法」「初心者」等
  • サジェストキーワード
    「アフィリエイトとは」「アフィリエイト ブログ」「アフィリエイト やり方」「アフィリエイト 始め方」「アフィリエイト おすすめ」「アフィリエイト 広告」「アフィリエイト サイト」「アフィリエイト 意味」等

このような単語をより多く質のよいコンテンツを記載している内、結果的に含むことがアクセス向上に繋がります。

「キーワードに読者が求めているものを把握して提供する」重要性はGoogle公式も言及しています。

ユーザーがコンテンツを探すときに検索しそうなキーワードを考えてみましょう。そのトピックについてよく知っているユーザーは、よく知らないユーザーとは異なるキーワードを検索クエリで使用するかもしれません。たとえば、長年のサッカーファンは「国際サッカー連盟」の略語である「fifa」というキーワードで検索し、新しいファンは「サッカー プレーオフ」のようなより一般的なクエリを使用するかもしれません。検索行動におけるこのような違いを予測し、(キーワードの語句を上手く取り入れて)コンテンツを記述するときに考慮すれば、良い結果をもたらす可能性があります。

引用Google 検索セントラル – SEOスターターガイド

情報の網羅性

コンテンツ内で記載するテーマ・内容が多くなれば、その分ユーザーが求めている情報に当てはまりやすくなります。

ユーザーはそれぞれ違った目的で検索しているため、全ての人を対象にしたコンテンツは作ることはできませんが、様々な情報が記載されていれば必然的に複数の人の目的を網羅したコンテンツになります。

「テーマに応じた適切な量のコンテンツを提供する」ことについてGoogle公式も言及しています。

コンテンツは事実として正確で、記述が明確で、内容が包括的であることを要します。したがって、たとえばページでレシピを紹介する場合は、食材のリストや料理の基本的な説明だけでなく、手順がよくわかる詳細な料理方法を説明します。

引用Google 検索セントラル – SEOスターターガイド

共起語検索

共起語の検索には、無料で使用できる「共起語検索」がおすすめです。

検索ワードを入力するだけで共起語として認識されていると思われる単語を出力してくれます。

共起語検索

サジェストキーワード検索

サジェストキーワードの検索には、無料で使用できる「ラッコキーワード」がおすすめです。

Google・Bing・Youtube等の情報から一括してサジェストキーワードを表示してくれます。

ラッコキーワード

文字数の計測

お使いのブラウザがChromeの場合、GoogleChromeの拡張機能である「かんたん文字カウント」がおすすめです。

かんたん文字数カウントは、選択したテキストの文字数を数えることができる無料ツール。競合サイトのコンテンツやタイトルの文字数をチェックしたいときに使えます。

まずはChormeウェブストアから「かんたん文字カウント」を有効にします。

使い方は簡単で、拡張機能から「かんたん文字カウント」機能を有効にします。

カウントしたいページの文字をドラッグして「右クリック」⇒「選択したテキストの文字数をカウント」をクリックするだけです。

かんたん文字カウント

ページ全体をさっと調べたい場合は、「Ctrl+A」キーを押下後に同じ処理を行います。

適切なキーワードをタイトル・見出しにつける

ページタイトルは検索エンジンに直接表示される部分なので重要度が高いです。「共起語」「サジェストキーワード」を意識した上で、適切なタイトルを選択しましょう。

具体例として『レンタルサーバーの比較』コンテンツを記載するとします。

この中で重要なキーワードは、「レンタルサーバー」「比較」になります。

タイトルを単純につけると「レンタルサーバー比較」になると思いますが、これでは見向きもされませんので、まずは「レンタルサーバー比較」の「共起語」を見てみます。

wordpress 無料 ドメイン おすすめ GB 無制限 プラン 容量 料金 機能 初心者

その次に「サジェストキーワード」を見てみると

安い 法人 wordpress php 正しい選び方 無料 価格 アフィリエイト ブログ

等があります。

この中から自分のコンテンツに適しているものを選択してタイトル付けを行うと良いでしょう。

以上を踏まえてタイトルを

「WordPressが使用できる安いレンタルサーバーの料金プラン比較」

等と命名します。

全部混ぜこむのではなく自分のコンテンツに最適のものを選択するようにしましょう。

クリックしたくなるタイトルをつける

前述を踏まえた上で、その中で抜きん出るためにユーザーがクリックしたくなるタイトルをつける方法を紹介します。

同じようなタイトルが乱立する中、目を引くのはどのようなタイトルでしょうか?

先ほどつけたタイトル

「WordPressが使用できる安いレンタルサーバーの料金プラン比較」

を例にいくつか方法を上げてみます。

数字を入れる

数字を入れることで、より説得力のあるタイトルにすることができ、年月を入れることで情報の鮮度が高いことも示すことができます。

「2024年2月更新 – WordPressが使用できる安いレンタルサーバーの料金プラン比較」

疑問形をつける

タイトルを疑問系にすることで、ユーザーの好奇心が刺激されクリック率が上がるというデータもあります。

なに疑問を持って検索した際に、まさにというタイトルがあればそれをクリックすると思いませんか?

「WordPressが使用できる安いレンタルサーバーは?料金プランも合わせて比較」

条件を限定

特定のユーザー向けに条件を絞ったタイトルをつけるのと他サイトとの差別化が図れます。

「法人におすすめ!WordPressが使用できる安いレンタルサーバーの料金プラン比較」

ここではタイトルの対象者が「個人」「法人」の分かれる中、明確に「法人」に向けたコンテンツであることを示すことができます。

「個人」を切り捨てるタイトルにもなりますが、「法人」を対象にしているのであれば効果的といえます。

とにかく記事を作成・更新する

サイトのボリュームを増加させるということは、それだけでも検索エンジンのインデックス数が増加することに繋がります。

サイトへの入り口が増えることで相対的にアクセスが増えることになります。

色々あげましたが、一番効果的なのはこちらなのは間違いありません。

自分でやっても効果がでないので誰かにやってもらいたい

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